grand-mereの事業の一つである乳幼児親子教室(幼児教室)では、
毎月「幼児教室だより」を保護者の方々に配布しています。
2017年度9月号は、「実りの秋」と「幼稚園選び」がテーマです。
「実りの秋」
9月になって、子どもたちの笑顔にまた会えました。
1か月半ぶりの子どもたちは、夏休み前に比べてびっくりするくらい成長していました。
「実りの秋」ですね。
夏休みに入る前あたりから、少しずつ友だちを意識する姿が見られていたのですが、
今回の教室では、子どもたちがお互いの存在や遊びを認めつつ、自発的に遊びを展開しているのには、
本当に驚きました。
それと同時にそれぞれの興味関心の持ち方の違いもはっきりしてきたように思います。
顔や背丈が違うように、子どもたちの性格や興味の持ち方は違います。
今、目の前で行われていることに興味がなければ、その場にいることが難しいのは、当たり前のことです。
まだ、その子にとって「その時期」ではないのです。
ただ、その「時期」がいつ来るかは、わからないから、練習を繰り返します。
その子が理解し、「何を」「どうする」が分かったときは、子どもたちが、自分自身で決めて
行動に移してくれると信じて待つことにしています。
ですから、子どもたちが、こちらがしてほしいことをやらないのではなく、
おとなが「やってほしいことを試させてもらっている。」と私は思っています。
これからも、子どもたちの素敵をたくさん、見せてもらえることを楽しみにしています。
「幼稚園選び」
毎年この季節になると、「うちの子は、どんな幼稚園がいいでしょうか?」とよく聞かれます。
私は、幼稚園選びに失敗した経験があります。しかも、3番目の子で。
上の子は、体が弱かったので、大きな病院の敷地内にある幼稚園に2年保育で入れました。
2番目の子は、「長男が出る、入る」の流れで3年保育に。
3番目の子は、2番目と5歳違ったので、上と違う幼稚園に入れてみることにしました。
おさるみたいな次男。きっと山の中の幼稚園で楽しく過ごすと思っていたのに、
なぜか週の中(水曜日、木曜日)になると熱を出すのです。
甘ったれの末息子には、その幼稚園は、ハードルが高かったのかもしれません。
(行事が多かったため)悩んだ末、年中になるとき、上の子どもたちと同じ幼稚園に入れ直しました。
それでも、半年近く門のところで、泣くためしばらく傍について泣き止むのを待っていました。
子どもは、それぞれ。
さっぱり、きっぱり親から離れていく子もあれば、いつまでもそばにいたがる子もいます。
あれから、20年近く経ちますが、「もっとゆっくり子育てを楽しめば良かったな。」と大きくなった息子を
眺めながら反省しきりの私がいます。
文責 佐藤弘美
乳幼児親子教室(幼児教室): 乳幼児の子どもを対象に親子での遊びやグループ活動を通して、子ども同士のかかわりや保護者同士のつながりを大切にしていくサポートをしています。金曜日10:00~11:45に行っております。
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