グランメールでは、昨年度より海老名市の市民活動推進補助金を用いた夏休みイベントを開催しています。
今年も海老名市民の方々にお声をかけさせていただき、
8月19日(水)から21日(金)までの3日間、「木工教室」「陶芸教室」「絵画教室」を開催しました。
【木工教室】
19日に実施された木工教室では、9名の市民の方々と28名のグランメール利用者が参加してくださいました。
当日は、猛暑とコロナ禍でマスクの着用等大変ではありましたが、「ここで大丈夫?」
「曲がっちゃった!?」「ここも塗るの?」等々の弾んだ言葉が部屋に響く雰囲気の中、
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
釘が曲がらないように慎重に、かつ大胆に釘打ちを行い、仕上げの塗装もお互いの進捗状況を認めながら
状況に応じて進めることが出来ていました。
←真剣さ!伝わりますか?
そして、塗装を塗り終えると、一様に満足そうな笑顔を見せてくれていました。
「できました!さ~、何をいれようかな?」
【陶芸教室】
2日目の陶芸教室には、グランメール利用者27名に加え、一般参加の方が13名いました。
各自に配られた板の上に手回しろくろ、重さ1kgの粘土、粘土を切り分ける糸が用意され、
参加者は感触を楽しみながら思い思いの形にしていきました。
初めて参加する子は、悩みながら講師に手伝ってもらいコップを作ってみたり。
去年も参加してくれた子は「今年はお皿を作る!」と張り切りながら家族全員分のお皿を作ってみたり。
なかには、自分の手形を残す子も。日付も入れたら、目にするたびに自分の成長が実感できますね。
1個作り始めたら、作りたいものが次々浮かんで1kgの粘土が無くなってしまい、
「粘土のおかわり!」なんて声も聞かれました。
今回作った作品は、しっかりと乾燥させてから大きな窯で高温で焼き上げ、
釉薬を塗ってから再度焼き上げたら完成。
どんな感じになって出来上がってくるのかワクワクしますね。
秋が深まる頃のお渡しを予定しております。お楽しみに!!
【絵画教室】
最終日の絵画教室では、6名の一般参加の方と20名のグランメール利用者が、
普段使用することのないキャンパスボードに絵を描くという体験をしました。
お借りした施設を汚さないように、床の上にブルーシートを敷き、
机といすをビニールシートで覆い、モデルとなる花とぬいぐるみを飾り準備万端。
毎年顔を見せてくれるお子さんもいますが、初めてのお子さんも多く、
ちょっぴり緊張気味の中始まりました。
先生のお話の後、鉛筆で下絵から始める子、
太い筆で一気に描いていく子等、思い思いに筆を走らせていきました。
慣れてくると、手首から先を全部塗り、絵の具の感触を楽しみながら描いているお子さんもいて、
楽しそうな笑い声も聞こえてきました。
今年は、背景を化粧用のコットンに絵具をつけて色を乗せていくという方法をとり
淡い感じの作品に仕上がりました。
次回は、バリエーションを増やし、鉛筆やペットボトルのキャップでスタンプしたり、
転がしたりすることができるように準備をしていきたいと思います。
11月には、講師の落合先生主催のグループ展があり、教室で描いた作品を
出展していただけますので、ご参加ください。改めてご案内いたします。
来年度も、市民の方々に広く参加を呼び掛けて、いろいろな方々と一緒に楽しい時間を過ごしたいと思います。