grand-mereの事業の一つである乳幼児親子教室(幼児教室)では、
毎月「幼児教室だより」を保護者の方々に配布しています。
2017年度7月号は、「関わり合い」がテーマです。
「関わり合い」
ここのところ、子どもたちの様子が変わって来た。
「おはよう」と部屋に入って来ると今までは、自分のお気に入りの玩具を手にし、それぞれの遊びを展開していた。
ところが、最近は、「○○くん、来るかな~」など、友だちを意識した言葉や動きがみられるようになって来た。
友だちの遊びを気にし、一緒に遊ぶことを楽しむ。
見ていてとても微笑ましいやりとりだ。
また、とても素敵なのは、保護者の姿。
子どもたちのやりとりをしっかり見守り、必要な時だけ、声掛けや手助けをしてくれる。
それによって子どもたちは、安心して遊びを続けることが出来る。
子どもたちは、それぞれの得意があり、苦手がある。
たいていのおとなは、得意なことより「苦手」に目が行く。
「苦手なことが出来るようになってほしい。」と願う。
けれど、苦手なことは、誰でもあるし、「好き、嫌い」はあって当たり前。
苦手なことを意識して克服できるようになるには、それが意識できる本人の育ちが必要だ。
本人が「出来るようになりたい。」と思わなければ、周りがどんなに手助けをしたとしてもそれは、
「余計なお世話」になってしまう。
今、目の前にいる子どもたちが「何を見つめ、何に興味を示し、自分でやってみようとしているのか」
私たちおとなは、それを見極めて、「必要な時だけ手助けすることが大切だ」と、
また、教えてもらえたような気がします。
今後の成長が本当に楽しみです。
文責 佐藤弘美
乳幼児親子教室(幼児教室): 乳幼児の子どもを対象に親子での遊びやグループ活動を通して、子ども同士のかかわりや保護者同士のつながりを大切にしていくサポートをしています。金曜日10:00~11:45に行っております。
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