9月30日土曜日にお茶会を開催しました!
小学校1年生から高校3年生までの子ども達とおうちの方、合計23名が参加してくれました。
まずは先生にお手前の仕方を教えて頂きます。
懐紙を持って、和菓子をとっていきます。
和菓子についている金粉に興味を持つ子や、想像以上の甘さに驚く子もいました。
和菓子を食べた後は、自分でお茶を点てます。
自分より先に点てる人の様子を、真剣に見ている姿も見られました。
最後に自分で点てたお茶を頂きます。
「にが~い!」「美味しい!」など、みんなそれぞれの感想を述べながら抹茶の味を楽しみました。
今年初めておこなったお茶会ですが、
日本の文化や礼儀に触れるいい機会になったら嬉しいです。
grand-mereの事業の一つである乳幼児親子教室(幼児教室)では、
毎月「幼児教室だより」を保護者の方々に配布しています。
2017年度10月号は、「子どもが安心できる場所」と「言葉は、ゆっくり、ゆっくり」がテーマです。
この季節になると毎年の事ながら「幼稚園」「保育園」への準備が始まります。
子どもにとって保護者と離れて初めての「集団」であり、「社会への第一歩」でもあります。
今まではほとんどの時間、保護者と一緒。どんなふうに過ごしているか目の前で見ることが出来ました。
(見えない方が良いこともあったかな・・・笑)
「見ている」ことが出来ることは、そこに「安心」があります。
なぜなら、子どもの表情や行動がタイムリーに楽しかったり、つまらなかったりする気持ちを
知らせてくれるからです。
ところが集団に入ってしまうと、子どもの姿を時々しか見ることが出来ません。子どもは、正直です。
自分にとって不都合や不快なことがあると、家でぐずったり、ひどく甘えてきたりすることがあります。
その時に、おとなは、たくさんの想像力を働かせ子どもの気持ちを推測してほしいのです。
今までは、不安やわからないことがあると、たいてい誰かがそばで子どもたちを助けてくれました。
でも、集団に入ってからは、自分で解決しなければならないことが、多くあり、
子どもたちは「緊張」と「不安」で疲れ切ってしまいます。
保護者には、先生やいろいろなところから情報がはいるでしょう。
でも、忘れないでください。
子どもたちは、いつも一生懸命です。
おうちでは、ぜひ、たくさんたくさん甘えさせてくださいね。
子育て中は、子どもたちとの時間がいつも楽しい時間ではなかったように思います。
お母さんは神様ではないので、体調が悪かったり、疲れていたりすることもあります。
そんな時は、ゆっくり子どもたちに話してみてください。
「おかあさんね、頭が痛いの。やさしくしてね。」と。
はじめは、伝わらないかもしれません。
でも、あきらめず、ゆっくり伝えると子どもたちは、彼らなりに気づいてくれます。
ここで、大切なこと。
「○○ちゃんが、やさしくしてくれるから、嬉しいな。ありがとう。」とここでも、言葉で伝えてほしいのです。
「ことば」はたくさん聞いて、その意味がわかって、はじめて伝わるものです。
私たちが「外国語」を学んだ時のことを思い出してください。
今、子どもたちは、その時と同じです。
ゆっくり、わかりやすく、その意味が伝わりやすい環境を作って繰り返し伝えていきましょうね。
子どもたちは、たくさんの人に優しくしてもらって「やさしい」の意味を知るような気がします。
文責 佐藤弘美
乳幼児親子教室(幼児教室): 乳幼児の子どもを対象に親子での遊びやグループ活動を通して、子ども同士のかかわりや保護者同士のつながりを大切にしていくサポートをしています。金曜日10:00~11:45に行っております。
見学等のお問い合せは、お電話もしくはお問い合せフォームよりお気軽にお問い合せください。
お電話 046-240-6232 / お問い合せはこちら
グランメールでは毎年夏休みにいくつかのイベントを行います。
8月24日木曜日にはヨガ教室を開催しました!
4才から14才まで7名の子ども達が参加してくれました。
グランメールにはヨガの先生がいます。今日はそのヨガの先生にヨガを教えてもらいました。
まずは背筋を伸ばしてあぐらをかいて瞑想をします。
皆、呼吸に意識を向けられていてすごい集中力でした!!
次は、お母さん達と背中を合わせてぎったんばっこん。
お母さん達の方が必死でしたが、皆楽しそうに取り組んでいました。
足の裏を合わせて船のポーズもとりました。
最後は、皆で手をつなぐ花のポーズ。皆で足を上げて、成功し達成感を味わえました!
ハトのポーズは、胸を大きく開いてハトになりきって。
ピラミッドのポーズは、足を大きく開いて股の間から天井を見上げるように。
世界が逆さに見えて楽しいポーズでした!
木のポーズは、1本の大きな木になりきってどっしりと立つという事を行いました。
皆上手くバランスをとれていましたね。
1時間ヨガをしてみてどうでしたか?体が少しスッキリしたかな?
ぜひご自宅でも親子でヨガをやってみてくださいね。
グランメールでは毎年夏休みにいくつかのイベントを行います。
8月24日木曜日には油絵教室を開催しました!
5才から14才まで合計13名の子ども達が参加して、油絵を描きました。
油絵の先生、江春先生に油絵の描き方について教えていただきました。
皆で野菜をぐるっと囲んで、まずはじっと見つめてみます。いろいろな色や形があるね。
「油絵では、2つの油を使います。」先生が教えてくれました。
1つは絵の具を溶かす油。
もう1つは筆を洗う油。
「何このにおい」「つーんとした匂いがする」と最初は戸惑っていた子ども達も
描き始めると、どんどん夢中になっていきました。皆、真剣な表情。
皆、彩り豊かな個性あふれる絵が出来上がりました。
一部の絵は、平成29年11月3日、4日、5日に「ギャラリー悠」で開催される
グループ展「クリエイト2017」に展示されます。
「ギャラリー悠」は小田急線本厚木駅南口から徒歩5分、画材店「KSアート」の隣です。
ぜひご覧になってください。
また来年の油絵教室も楽しみにしています!
グランメールでは毎年夏休みにいくつかのイベントを行います。
8月21日月曜日には木工教室を開催しました!
4才から高校1年生まで合計22名の子ども達が参加して、
おしゃれなプランター作りにチャレンジしました。
まずは大工の先生に作り方を説明して頂きます。
グランメールではプロの大工さんに先生をお願いしています。本格的です!
おうちの方やスタッフに手伝ってもらって、トンカチでトントントン・・・。
みんな上手にできました!(大工さんはトンカチを「げんのう」って呼んでいたよ!!)
組み立てたらやすりがけもします。なめらかになったかな?
みんな、個性あふれる絵を描いてオリジナルプランターの完成!
みんなのプランターにはどんなお花が咲くのかな?
また来年の木工教室も楽しみです!
グランメールでは毎年夏休みにいくつかのイベントを行います。
8月4日金曜日にはデイキャンプを開催しました!
15名の中高生と卒業生・スタッフ・ボランティアの方をあわせて総勢36名で、
清川リバーランドでBBQをしてきました。
朝8時40分に海老名駅に集合します。
自分たちで切符を買って電車とバスを乗り継いで行きます。
着いたらさっそくBBQの準備です。グランメールでは調理の療育もあるので、みんな手際がいいです。
焼き肉、焼きそば、焼きおにぎりなど色々食べました!美味しかったね。
食後はニジマスのつかみ取り!みんなびしょびしょになりながらなんとかゲット!
最後はお約束の水遊びに。スタッフもびしょびしょです。
スイカ割りもしましたよ。
帰りは貸し切りバスで海老名に戻りました。
みんなお疲れ様でした!
また来年のデイキャンプで楽しみましょう!!
grand-mereの事業の一つである乳幼児親子教室(幼児教室)では、
毎月「幼児教室だより」を保護者の方々に配布しています。
2017年度9月号は、「実りの秋」と「幼稚園選び」がテーマです。
9月になって、子どもたちの笑顔にまた会えました。
1か月半ぶりの子どもたちは、夏休み前に比べてびっくりするくらい成長していました。
「実りの秋」ですね。
夏休みに入る前あたりから、少しずつ友だちを意識する姿が見られていたのですが、
今回の教室では、子どもたちがお互いの存在や遊びを認めつつ、自発的に遊びを展開しているのには、
本当に驚きました。
それと同時にそれぞれの興味関心の持ち方の違いもはっきりしてきたように思います。
顔や背丈が違うように、子どもたちの性格や興味の持ち方は違います。
今、目の前で行われていることに興味がなければ、その場にいることが難しいのは、当たり前のことです。
まだ、その子にとって「その時期」ではないのです。
ただ、その「時期」がいつ来るかは、わからないから、練習を繰り返します。
その子が理解し、「何を」「どうする」が分かったときは、子どもたちが、自分自身で決めて
行動に移してくれると信じて待つことにしています。
ですから、子どもたちが、こちらがしてほしいことをやらないのではなく、
おとなが「やってほしいことを試させてもらっている。」と私は思っています。
これからも、子どもたちの素敵をたくさん、見せてもらえることを楽しみにしています。
毎年この季節になると、「うちの子は、どんな幼稚園がいいでしょうか?」とよく聞かれます。
私は、幼稚園選びに失敗した経験があります。しかも、3番目の子で。
上の子は、体が弱かったので、大きな病院の敷地内にある幼稚園に2年保育で入れました。
2番目の子は、「長男が出る、入る」の流れで3年保育に。
3番目の子は、2番目と5歳違ったので、上と違う幼稚園に入れてみることにしました。
おさるみたいな次男。きっと山の中の幼稚園で楽しく過ごすと思っていたのに、
なぜか週の中(水曜日、木曜日)になると熱を出すのです。
甘ったれの末息子には、その幼稚園は、ハードルが高かったのかもしれません。
(行事が多かったため)悩んだ末、年中になるとき、上の子どもたちと同じ幼稚園に入れ直しました。
それでも、半年近く門のところで、泣くためしばらく傍について泣き止むのを待っていました。
子どもは、それぞれ。
さっぱり、きっぱり親から離れていく子もあれば、いつまでもそばにいたがる子もいます。
あれから、20年近く経ちますが、「もっとゆっくり子育てを楽しめば良かったな。」と大きくなった息子を
眺めながら反省しきりの私がいます。
文責 佐藤弘美
乳幼児親子教室(幼児教室): 乳幼児の子どもを対象に親子での遊びやグループ活動を通して、子ども同士のかかわりや保護者同士のつながりを大切にしていくサポートをしています。金曜日10:00~11:45に行っております。
見学等のお問い合せは、お電話もしくはお問い合せフォームよりお気軽にお問い合せください。
お電話 046-240-6232 / お問い合せはこちら
grand-mereの事業の一つである乳幼児親子教室(幼児教室)では、
毎月「幼児教室だより」を保護者の方々に配布しています。
2017年度7月号は、「関わり合い」がテーマです。
ここのところ、子どもたちの様子が変わって来た。
「おはよう」と部屋に入って来ると今までは、自分のお気に入りの玩具を手にし、それぞれの遊びを展開していた。
ところが、最近は、「○○くん、来るかな~」など、友だちを意識した言葉や動きがみられるようになって来た。
友だちの遊びを気にし、一緒に遊ぶことを楽しむ。
見ていてとても微笑ましいやりとりだ。
また、とても素敵なのは、保護者の姿。
子どもたちのやりとりをしっかり見守り、必要な時だけ、声掛けや手助けをしてくれる。
それによって子どもたちは、安心して遊びを続けることが出来る。
子どもたちは、それぞれの得意があり、苦手がある。
たいていのおとなは、得意なことより「苦手」に目が行く。
「苦手なことが出来るようになってほしい。」と願う。
けれど、苦手なことは、誰でもあるし、「好き、嫌い」はあって当たり前。
苦手なことを意識して克服できるようになるには、それが意識できる本人の育ちが必要だ。
本人が「出来るようになりたい。」と思わなければ、周りがどんなに手助けをしたとしてもそれは、
「余計なお世話」になってしまう。
今、目の前にいる子どもたちが「何を見つめ、何に興味を示し、自分でやってみようとしているのか」
私たちおとなは、それを見極めて、「必要な時だけ手助けすることが大切だ」と、
また、教えてもらえたような気がします。
今後の成長が本当に楽しみです。
文責 佐藤弘美
乳幼児親子教室(幼児教室): 乳幼児の子どもを対象に親子での遊びやグループ活動を通して、子ども同士のかかわりや保護者同士のつながりを大切にしていくサポートをしています。金曜日10:00~11:45に行っております。
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grand-mereの事業の一つである乳幼児親子教室(幼児教室)では、
毎月「幼児教室だより」を保護者の方々に配布しています。
2017年度6月号は、「心の成長」と「遊び」がテーマです。
ゴールデンウィークも終わり、いろいろなことが本格的に始動する時期になりました。
新しいことが始まると、はじめはウキウキしてなんとなく流れに乗って進んで行ったりします。
けれど、少し慣れてくると、周りの様子が見えて来て、自分はなにがしたいのか・・・。
あれはどうかな?これはどうかな?・・・とほかの子の遊びが気になり出します。
そこで、ちょっとしたトラブル。
おとなたちは、簡単に「○○ちゃんが遊んでいるよ。」「順番ね。」なんて言うけれど、
「いつ、使えるのか?」「どのくらい待てばいいのか?」
わからない子どもたちにしたら、一刻も早く、今目の前にある物で遊びたい・・・。
その気持ちをどうやって伝えたらいいのか、言葉も方法もわからない。
そうなると、ねぇ。直接交渉したくなりますよね。
相手が泣いたりしたら、一番びっくりしているのは、交渉したその子なのに、
「だめでしょ!」と怒られてしまう・・・。
となると、ますます混乱。
子どもたちは、子どもたちなりに相手の表情やしぐさで、たくさんのことを感じています。
でも、自分の気持ちを整理する前に、おとなから言葉をかけられると、なにが起こっているのかさえ、
わからなくなるように思います。
小さなうちに、悲しかったり、くやしかったり、嬉しかったり・・・
たくさんの気持ちを感じることは、「人として」の成長に欠かせないものだと
私は思います。そして、一番、安心できる場所を知るのだと思います。
先日、ある保育園を訪ねたとき「砂場」で遊ぶ子どもたちを見て、
いつの時代も変わらない子どもを感じた。
プリンカップやバケツに砂を入れ、シャベルでパンパン。
ひっくり返して、小さなケーキや大きなケーキを作っては、壊して遊ぶ。「こうやったら、こうなる」
予測したことが、予測したようになる。これが「心の安定」につながる。
また「砂」という素材が、子どもの「五感」を育てることにもなります。
昔ながらの遊びは、お手玉にしろ、ビー玉にしろ「繰り返し遊ぶ」ことで「根気」も育てます。
また、出来たときの達成感も子どもの心を育てます。
今、子どもの遊びの代名詞は、「ゲーム」
そこから得られるものは、なんでしょう?
めまぐるしく動く時代だからこそ、じっくり、ゆっくり「伝える」ことの大切さを見直しませんか?
お寺のおしょうさんが・・・♪
手を合わせたり、拍を打ったりすること・・・コミュニケーションを伸ばし、
じつは「音楽の基礎」を学んでいるのです。
文責 佐藤弘美
乳幼児親子教室(幼児教室): 乳幼児の子どもを対象に親子での遊びやグループ活動を通して、子ども同士のかかわりや保護者同士のつながりを大切にしていくサポートをしています。金曜日10:00~11:45に行っております。
見学等のお問い合せは、お電話もしくはお問い合せフォームよりお気軽にお問い合せください。
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